新型コロナに関する情報のまとめ・4(お知らせ)
新型コロナに関する情報のまとめ、今回は主に臨時休校に伴う放課後等デイや放課後児童クラブ(学童保育)向けの追加情報をまとめたいと思います。
文部科学省・厚生労働省 新型コロナウイルス感染症防止のための小学校等の臨時休業に関連した放課後児童クラブ等の活用による子どもの居場所の確保について(依頼)
この通知のポイントは次のとおりです。
(1)
放課後児童クラブ・放課後等デイサービスへの教職員が携わることについては、教育活動等の一環として、各教育委員会等の職務命令に基づけば可能。その場合、教員であることをもって従事資格を有しているとして差し支えない。
(2)
福祉部局と教育委員会等が連携し、以下の取組を促進する。
・放課後等デイサービスや放課後児童クラブを運営する法人間での連携や市町村における関係団体への協力要請を通じた人材確保
・放課後等デイサービスや放課後児童クラブ等の業務に教職員が携わることによる子どもの居場所の確保
(3)
学校における対応は、各地で実施されている福祉事業所等における受入れ準備が整うまでの間の受入れ、居場所が確保できない場合にはスクールバスや給食等、必要な対策を行った上での受入れなどを参考に、適切に対応する。
(4)
臨時休業に伴い、教室、図書館、体育館、校庭等が利用可能である場合は、積極的に施設の活用を推進する。
(5)
放課後児童クラブに関する財政措置は、午前中から運営する場合に1日当たり10,200円などの加算を国費100%(利用者負担なし)で創設する。
(6)
子どもの居場所確保について、実施場所、実施時間、利用者数などの状況の把握を行うことを予定している。
全国手をつなぐ育成会連合会 新型コロナウイルス感染症への対応に関する緊急要望
上記の通知内容も踏まえて、又村もお世話になっている全国手をつなぐ育成会連合会から緊急の要望が出されています。
要望書では、大きく「学校の開設や自主通学の受入れ」「特別支援教育に携わる教員の応援」「学校施設の開放」「トライアングル・プロジェクトの理念周知の徹底」の4点が示されています。
特に、学校の開設や自主通学の受入れについては自宅、学童保育、放デイ、学校と居場所を分散させることで感染リスクの低減が期待されます。加えて、障害児においては、普段の生活リズムと違った生活が続くことにより混乱をするケースも多いことから、こうした子どもへの配慮という観点からも一律の対応をすることなく、必要な場合には自主通学を認めるなど、特段の配慮をお願いしています。
また、学校施設の開放については通知にもあった教室、図書館、体育館、校庭等が利用可能である場合は、積極的に施設の活用を推進するという柔軟な対応が現場で確実に取られるよう、都道府県教育委員会への、積極的な周知徹底を依頼しています。
では、今回はこれくらいに。引き続き、新しい情報があればお知らせしたいと思います。