新型コロナに関する情報のまとめ・１０（お知らせ）
今日は、緊急事態宣言の発令を受けた取扱いと、医療的ケアが必要な人への情報、分かりやすい新型コロナ対策などのお知らせです。
厚生労働省 新型コロナウイルス感染症に係る障害福祉サービス等事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて（第４報）
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00097.html
※ まだアップされていませんが、近日中に掲載されると思います
今回の通知では、これまで拙ブログでもご紹介した「臨時的な取扱いについて（第１報から第３報）」に加えて、新しい扱いが示されています。追加された主な内容をご紹介します。
第１報
https://www.mhlw.go.jp/content/000603979.pdf
第２報
https://www.mhlw.go.jp/content/000603982.pdf
第３報
https://www.mhlw.go.jp/content/000606875.pdf
まず、グループホーム（以下、ＧＨ）や児者入所施設に入居している人が感染拡大防止の観点から自宅に戻った場合に、施設職員が訪問や電話などでによりできる限りの支援の提供を行ったと市町村が認める場合には、通常の報酬対象として差し支えないことが示されました。ただし、その場合には「利用者や家族に丁寧な説明を行い、理解を得る」「家族の支援等により自宅での受入れが可能であることを確認する」の２点が必要があることへ留意することも付記されています。（すでに通所サービスは同様の取扱いになっています）
次に、人員配置に係る各種の加算については、新型コロナウイルス感染症への対応で一時的に要件を満たさない場合でも、利用者への支援に配慮した上で引き続き算定できることも示されました。
次に、ヘルパーサービスについて、たとえば利用計画上は「３０分」となっていたものの、外出自粛要請等の影響によりスーパーマーケットが混雑していて予定時間を大幅に超過した場合に、実績に基づく請求をしても良いことが示されました。ただし、その際には「利用者への説明と同意」「相談支援専門員とサービス提供責任者が必要な連携を図った上で市町村が承認」「事前・事後に関わらず、居宅介護計画の変更」が条件となります。
逆に、この条件を満たす場合には、行動援護や同行援護などで買い物等の外出に付き添った場合も対象となります。
これに関連して、相談支援専門員がサービス提供責任者との間で実施した必要な連携については、仮にその月がモニター実施月出なかった場合でも継続サービス利用支援費が算定可能であること、さらにその場合には取扱件数（月に３５件が標準とされる取扱件数）には含めなくてよい扱いも示されています。
次に、ＧＨに入居する人が利用している通所サービスが休業した場合の対応が示されました。具体的には次のとおりです。
（１）通所サービスを利用できない期間が月に３日以上ある場合は、グループホームの「日中支援加算（Ⅱ）」を算定可能
（２）逆に、通所サービスの職員がＧＨを訪問するなどして個別対応した場合には、通所サービス側で通常の報酬請求が可能
（３）上記の（１）（２）はどちらか片方のみ算定可能なため、事前にＧＨと通所で調整
（４）仮にＧＨでも通所でも支援した場合には、どちらかの報酬のみ請求し、両者の協議で案分が可能
（５）移動支援の利用については、市町村が認める場合であればＧＨ内での支援であっても実施可能
認定ＮＰＯ法人フローレンス アルコール綿を必要な方を改めて募集します
全国医療的ケア児者支援協議会では、「新型コロナこども緊急支援プロジェクト」を始めました。
全国民の日常が失われつつある状況で、日本のあらゆる親子を置き去りにしないよう、最もそのあおりを受けやすい「医療的ケア児家庭」「経済困窮家庭」「ひとり親家庭」に対して支援を届けるというプロジェクトです。このプロジェクトに頂いた寄付を活用して、この度、アルコール綿を大量に購入することができました。（寄付者のみなさん、感謝です！）
そこで、改めて必要な方を募り、お配りします。
医療的ケアに欠かせないアルコール綿ですが、まだまだ品薄の状態が続いていて、非常に困っていらっしゃる方々の声が日々届いています。アルコール綿がなくお困りの医療的ケア児者家庭の方は、以下のフォームからお申し込みください。
ーー「医療的ケア児者家庭にアルコール綿を！大作戦」企画概要ーーーーーー
【申込期間】
4/16日（木）18:00まで
【対象】
医療的ケア児者の方にお配りします。（当事者の方に配った後に余裕があったら支援者の方にお配りします。）
【配送物】
アルコール綿
【申込に際して】
我々は、困っている当事者の方にお届けしたいと思っていますが、医療的ケア児者であることの厳密な証明には手間と時間がかかることが予想されます。よって、当事者の方の写真を添付して頂く、と言う簡易な方法を取らせて頂きますのでご理解ください。
【過去にいただいた質問】
Q：人工呼吸器を使用している人だけが対象？
A：いいえ、医療的ケア児者「全員」が対象です。
Q：医療的ケア「児」だけが対象？
A：いいえ、医療的ケア「児」も「者」も対象です。
Q：全国医療的ケア児者支援協議会の会員だけが対象？
A：いいえ、医療的ケア児者であれば、全員が対象です。※会員という制度は今のところありません。
Q：◯◯県にも送れますか？
A：はい、国内全域にお送りいたします。
Q：写真は必須ですか？
A：はい、困っている当事者の方にお届けするための簡易的な方法として写真添付をお願いしています。ご理解ご協力をお願いします。
みなさんからの応募をお待ちしております。
一般社団法人スローコミュニケーション 【特集 新型コロナウイルス】
https://slow-communication.jp/news/1575/
いま、「新型コロナウイルス」が原因の病気がはやっています。
テレビなどで 話題になっていて、不安に思っている人も多いと思います。
新型コロナウイルスにかかると、熱やせきが出たり、肺炎という病気になったりすることがあります。
たくさんの人が病気にかかっています。
でも、治った人もたくさんいます。
怖りすぎないで、正しい方法で 予防しましょう。
スローコミュニケーションでは、次のことについて 解説します。
・うつる しくみ
・予防の しかた
・もし体調が わるくなったら
では、また情報がありましたらお知らせいたします。
