2023年もよろしくお願い申し上げます
明けましておめでとうございます。又村です。
拙ブログをご愛読の皆さまには、昨年も気が向いたら更新というスタイルにお付き合いいただきありがとうございました。ブログの前置きだけ読んでいる方もおられるということで、今後も頑張ります(笑)
・・という、中身を頑張れよ的なネタはさておき、今日は又村が働いている(一社)全国手をつなぐ育成会連合会につきまして、改めてご紹介したいと思います。
(一社)全国手をつなぐ育成会連合会
http://zen-iku.jp/
【全国手をつなぐ育成会連合会とは】
(一社)全国手をつなぐ育成会連合会は、知的障害者の権利擁護と政策提言を行うため、全国の55の団体が正会員となり、正会員の各団体がそれぞれ役割を担う有機的なつながりをもつ連合体として活動していくことを目的として発足しました。
1952(昭和27)年に、知的障害児を持つ3人の母親が障害のある子の幸せを願って、教育、福祉、就労などの施策の整備、充実を求めて、仲間の親・関係者・市民の皆さんに呼びかけたことをきっかけに、精神薄弱児育成会(別名 手をつなぐ親の会)が設立されました。
各都道府県にも育成会が結成され、1955年に全国精神薄弱者育成会として社団法人となり、1959年には社会福祉法人格を得て全日本精神薄弱者育成会となりました。1995年には「精神薄弱者」という言葉が法律名から除かれたため、「社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会」として様々な活動を進めてきました。しかし急激に進む少子高齢化や、社会福祉法人のあり方の検討が行われる社会情勢のもと、障害者福祉の運動を進める団体としてふさわしい組織となるため、全日本手をつなぐ育成会は、2014年に社会福祉法人の事業を停止し社会福祉法人格を返上するに至りました。
今まで育成会運動を支えてきた会員は団塊以上の世代が多く、社会の趨勢にともない高齢化は着実に進んでいます。一方で、少子化の中にあっても障害児の数は増えていると言われていますが、福祉サービスが充実するなか、共通の課題のために障害者運動を進める仲間を、若い世代に得にくくなってきています。
先人の思いを大切に引き受けながら、共生社会の実現に向けて新たな時代を担う若い人たちの声を生かした活動・運動体が必要との考えから、2014年6月にあらためて全国の育成会の連合体である「全国手をつなぐ育成会連合会」を任意団体として発足し、2020年4月に一般社団法人格を取得しました。
【元気の出る情報・交流誌「手をつなぐ」】
http://zen-iku.jp/publish/tsunagu
「手をつなぐ」は、知的な障害のある当事者(本人・家族)に関しての教育・福祉・ 労働等々の諸施策などの記事を中心に、 編集・発行している機関誌 です。 当事者のことを念頭において、およそ50年近く、編集・発行してきました。文字どおり、 全国の仲間が「手をつなぐ」ために役立つ情報誌です。
表紙:手をつなぐの表紙は、知的障害のある人の絵で飾ります。
特集:毎月のトピックスや各地の活動・取り組みを紹介します 。
ふれあい交流通信:知的障害のある人自身のページです。本人の活動や、本人の声を紹介します。
中央の動き:最新の国の動きを紹介します。
各地の動き:各地の活動を紹介します。
世界の動き:世界の知的障害関係の情報をご紹介します。国際育成会連盟やアジア地域のニュースを紹介します。
全国手をつなぐ育成会連合会のホームページを改修し、「手をつなぐ」最新号の目次をお知らせするとともに、一部誌面の試し読みができるようになっております。
(「手をつなぐ」のページはこちら)
http://zen-iku.jp/publish/tsunagu
「手をつなぐ」は、全国手をつなぐ育成会連合会や各地の育成会会員向けの情報・交流誌です。ぜひ、各地の育成会や全育連の会員(賛助会員)となっていただき、お手に取ってくだされば幸いです。
(全育連の賛助会員申込はこちら)
https://wx11.wadax.ne.jp/~zen-iku-jp/supportapply.php
また、特集内容などによっては「この号だけまとまった数が欲しい」というケースもあると思います。そのような場合には、在庫のある限りとなりますが1冊ごとの頒布もしております。
(単部頒布ご希望の場合はこちら)
https://wx11.wadax.ne.jp/~zen-iku-jp/contact.php
上記URLから単部頒布も年間購読も可能となっておりますので、多くの皆さまへお知らせくださいますと幸いです。よろしくお願い申し上げます。