轟課長
英社員

英太郎のひとりごとepisode12  幸先不安な健康診断Part-1(後半)


シングルフォーカスと健康診断

 マンガに描かれている健康診断の私のエピソードはすべて事実です。嘘も誇張もありません。健康診断を途中で抜けるのはまだ良いほうです。受付で順番を待つうちに耐えられなくなって帰ると申し出たり、健康診断を受診するクリニックのあるビルの入り口で踵《きびす》を返したりで受診せずで、ずいぶんと会社や保健師さんに手間をかけています。

...
(続きを読む)

英太郎のひとりごとepisode12  幸先不安な健康診断Part-1(前半)

 こんにちは、英太郎です。

 前回のepisode11ではアスペルガー障がい(以下、ASDと書きます。ただし引用は除きます)の特性の一つであるシングルフォーカスについて「くだくだしく」書き綴りました。その中で、読者のことなど考えず気随気ままに書いている ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと episode11 Part-3

ペンの進みが遅くなった理由とASD特性の関係の考察-2

 part-1もpart-2も、軌道高度408㎞を秒速7.66㎞で移動する国際宇宙ステーション(1SS)のように、自ら言い出した解明すべき問題に触れることができず、ぐるぐるまわりを回って外から観察するばかりでした。
 あれっ?こんな表現をするとJAXAに怒られそうですね、本丸を攻め落とすために外堀を埋めていたと ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと episode11 Part-2

ペンの進みが遅くなった理由とASD特性の関係の考察-1

  
 part-1では、ASDの周辺的特性を最初に取り上げた理由と、轟さんの表情から感情を読んだ理由を書いただけで予定の文字数オーバーになってしまいました。
振り返ってpart-1を読んでみると、実にくどくどと話し手の表情が読めた理由を書いています。どうしてこのように一つのことにこだわってしてしまうのか ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと episode11 Part-1

本題に入る前の長い前置き

 こんにちは、英太郎です。
 私が初めてマンガに登場したepisode9では”額面通り受取る”を、episode10では“曖昧な指示はわからない”を中心にストーリーが展開されました。
 “額面通り受取る”は、「それはいわゆるKY(空気 ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと episode10 Part-2

そう書いてあるから

 ここを読んでくださる方には釈迦に説法ですね。自閉症のひとが苦手な課題に「サリーとアン」があります。あらすじを書いておきます。

 
①サリーとアンの二人が部屋の中で遊んでいます。
②サリーは自分のビー玉をカゴの中に入れて部屋を出ます。
③サリーが出ていった後に、アンはカゴの中のビー玉を自分の箱にしまいます。
...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと episode10 Part-1

あれれーおかしいぞー

 こんにちは、英太郎です。episode10では、轟さんが「ほどほど」にという曖昧な言葉を使ったことに私が引っかかり、ストーリーが展開します。マンガの最後に轟さんは「しかし今回は、アスペルガー症候群のある英さんに対し、曖昧な言葉を使ってしまった私にも、大いに問題がありましね… 反省反省…」とつぶやいています。
 精神科医であり「明神下診療所」所 ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと Episode9 Part-2

額面通り受け取るだけで精いっぱい

 中学の時でした。古典の授業で枕草子の「春はあけぼの~夏は夜~秋は夕暮れ~冬はつとめて」の現代語訳に「春はあけぼの(が良い)~雲がたなびくの(が良い)」とのように(が良い)と言葉を補うと意味が分かりやすくなると教師に指示され、私は次のように主張して、ものすごい反発をした経験があります。

  清少納言は「春はあけぼの」し ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと Episode9 Part-1

 こんにちは、英太郎です。マンガ「ハーティ推進室の日常」もepisode9となり、やっと私が登場する場面となりました。episode9以降は、しばらくの間、私を中心にストーリーが展開し、ASDの特性について説明する内容になります。
 マンガをお読みいただく方々が、「いくら何でも」や「誇張が過ぎるんじゃないの」等々と感じることがあったとしても、マンガに表現しやすくするために設定を変えたりはす ...
(続きを読む)

英太郎のひとりごと episode8 part-2

どうして目を見て話さないのですか?

 僕たちが見ているものは、人の目ではありません。
「目を見て話しなさい」とずっと言われ続けても、僕はいまだにそ
れができません。相手の目を見て話すのが怖くて逃げていたのです。
 僕はどこを見ていたのでしょうか。
 みんなにはきっと、下を向いているとか、相手の後ろを見ている
と思われているのでしょう
  ...
(続きを読む)