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[学ぶ]義務教育課程の「学ぶ」(地域小中学校の普通級・支援級)

[学ぶ] 義務教育課程の「学ぶ」(地域小中学校の普通級・支援級)

義務教育課程において、障がいのある児童生徒が受けられる支援にはどのようなものがあるでしょうか。
まず、障がいのある子どもに対する入学や転校などの相談対応と支援を行う窓口として、就学支援委員会があります。全国の市区町村教育委員会に設置され、保護者の意向と子どもの障がいの状態などに応じて就学先を決定します。就学先に関する相談だけでなく、入学後も学校での過ごし方や行動・特徴についての相談を受け付けており、年齢としては5歳から中学生まで利用できます。
障がいの軽い児童生徒の場合は、小中学校で一般的なクラスである通常級に在籍しつつ通級指導教室を利用して、必要に応じて障がいの特性に合わせた個別指導を受けたり、加配された教育支援員のサポートを受けたりして学校生活を送ることができます。通級指導とは、一部の教科で特別な支援を必要とする児童生徒が、通級指導を行っている学校に通って個別指導を受けることを言います。
一方、障がいの重い児童生徒については、地域の小中学校を中心に設置されている特別支援学級や、特別支援学校に在籍するケースが多くなっています。
学校以外で生活力の向上に向けた支援や地域交流機会の提供などを行うのが放課後等デイサービスです。多くの場合、音楽、美術、スポーツ、勉強など、学校の補助的な役割を担う各種プログラムの提供や、子どもの発達状況に応じた発達支援などを行います。
そのほか、学校での授業に加えて予習や復習を受けることができる学習塾や、スポーツや音楽を学ぶことができる習いごともありますが、障がいのある子どもが参加できるクラスはまだまだ少ないのが現状です。

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